ゴミ記

人間性の墓場

ARCREVO WORLD TOURを振り返る その7 【アメリカ編 1日目 後編】

気が付けば大会終わって約半年経過。いつまで書くのか分かったもんじゃない、アークワールドツアー振り返り記事、番外編を経てその7。

 

過去の記事は以下を参照。段々長くなってきたな。

ymst-p4u.hatenablog.com

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さて、以前に書いた記事とも重なるし、時間は前後することとなるが

無事アメリカに到着し、ホテルにもチェックインしルームに到着した我々。

皆、長い旅路を経て疲れ果てていたので、ひとまずは各々シャワー浴びたり休んだり、食べ物の買い出しに行ったりと小休止。

 

あまり覚えていなかったが、どうやらラインの過去のやり取りを見る感じ

俺はあぐろさんが飲食物の買い出しに行くという話に乗っかって飲料水のお遣いを頼んでキレられていた様だ。

 

ここからは少し余談ではあるが

昔、EVOでラスベガスに行った時はホテルの売店で売っている飲料水がバグってるくらい高くてビビった覚えがある。

500㎖の水のペットボトル一本3ドル前後(300円強)とかそんな感じ。

なんならオレンジジュースの方が一本2ドルとかで安かったかもしれん。

 

尚、これもホテル付近の話であって、近くのスーパーマーケットに行けば1本辺り0.5ドルくらいとかで売られているので

EVOに行く際は、タクシーを使って近くのスーパーマーケットまで飲食物の買い出し部隊が編制されるのが常であるようだった。

(俺もEVOの時は買い出しに行った身内が買ってきた水を買わせて貰った。)

 

そんな過去もあって、買い出しに行く人が居る時は買い出しに行く人になるべく物を買い込んできて貰いたい、と思ってあぐろさんに買い出しを頼んだのだが

そもそも今回のホテルにおいては、近くに割と良心的な値段のコンビニが徒歩一分レベルの距離で存在しており、いざ買い出しに行ったあぐろさんからすると

「徒歩一分でいけるのに人をお遣いに行かせるとか何様のつもりだ?」

って感じになって軽い怒られが発生する。悲しいすれ違いである。

でも、あぐろさん、水買って来てくれた。優しい。もしも俺が女なら抱かれとる。

 

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近くのコンビニ、24本入りで約4ドルと神環境。ベガスなら一本しか買えないまである。

 

そんなこんなで、今回の遠征に関しては良心的な値段のコンビニが有って良かったが、今後EVOとかに赴く格闘ゲーマー諸氏はその辺り、留意しておいて頂きたい。

 

さて、あぐろさんをおつかいに出発させてホテルの雰囲気に浸って優雅に小休止を取った俺。

 

他のワールドツアー参加者の状況を確認すると、前乗り組のすーや・長老組の部屋に参加者の一部が集まって野試合を行っているらしいので、明日の本戦に備えて野試合をしに行く事に。

 

で、すーや達の部屋に着いたら案内された先で一番に目に入ったのが以前の記事でも書いていたビールと氷が積まれた洗面所で最速で笑うコイツ等何しにアメリカまで来たんだ。

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アルコールに賭けるこの情熱の何分の一かでも格闘ゲームに傾けていれば…

 

そんなこんなで、ひとまずは無事お互いアメリカに着けた事を、再会を祝いながら対戦。

この辺りになるともう全員トーナメントも分かっているので、その辺を踏まえながら対戦やトレモをする。

 

しばらく対戦したり明日に向けての話やらをしていると、夕方頃になりアーク主催の前夜祭の時間が近付いてきたので、前日招待組はそちらへ向かう。

尚、前夜祭についてはいつ頃明確に区分されたかは分からないが、気が付いたら参加者は招待組+JTBのツアー参加者のみとなっており

前にも書いた様に気が付いた頃にはJTBのツアーの締め切りを過ぎていたすーや・長老組、その他独自に来ていた一部プレイヤーは参加が出来なかった。

次はちゃんと、締め切りに間に合わせような。

 

そんなこんなで前夜祭。

ホテル中央のプールに面した数室を開放して、ビュッフェ形式で半ば立食パーティーの様な形で行われる形となっており

招待組+ツアー参加者+ツアー関係者の方々、という事でえらく豪華な会食に。

開始の際にはアーク社長の木戸岡氏、森P、神たるミギーやその他アークUSAの方々等、錚々たる面々による挨拶もあり、海外勢大喜び。

挨拶も済んだら、早速立食パーティー開始である。

 

とはいえ。我々”奥ゆかしさ溢れる”(言い換えるのも憚られる)日本人はそこそこな割合で一部スペースに固まっていた感はある。

だけれど、海外勢やら関係者やら、諸々入り乱れるあれだけの場なら、社交的な人間からすれば、さぞ楽しかったに違い無い。こういう時は自分の気質が悔やまれる。

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人の顔をなるべく映さず、現地の雰囲気が感じられる画像がほとんど無かったが。現地の雰囲気がなんとなく伝われば幸い。

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食事の一部。

 

また、このタイミングで何故か唐突に現地に現れた某氏と初顔合わせをさせて頂く。

「ギルティ新作のロケテに触りた過ぎて急遽やって来た」

と語っていたが、それだけの気持ちで現地に唐突に表れるのは流石にアグレッシブ過ぎると思います。

その他、諸々格ゲーおもしろ話聞かせて頂いて眼福、もとい耳に幸福なありがたい時間でありました。

 

その後、会場に数少ないながらも各タイトルの野試合台も設置され、主に日本勢+海外勢で対戦を楽しんだりなんだったり。

流石に人に対して台数が少なすぎたので、俺はほぼほぼ出来なかったが

やはりたまに発生するこういう場での世界各地から集まった格ゲー勢が和気藹々と対戦している時の空気は大変に素晴らしいものだと思う。願わくばまた何かしらの機会で味わいたい物だ。

 

尚、このタイミングでBBTAG当日予選で同じプールのねずさん

「ヤマシタさん、BBTAG当日予選同じプールでしたけどやってるんですか?」

と聞かれたが

「いやぁ、酒の勢いで知り合いと一緒にエントリーしただけっすよ!当日はP4Uで触った事あるし、強いらしいんで美鶴真田のチームで死ぬ程パナして荒らします!当日俺が生き残ってたらお願いしますね!」

と答える。

概ね、嘘は言っていないはずである。概ねは。

尚、俺が事前にサブアカウントでねずさんに乱入して入念に人対策を固めている事については、一切触れていないが。

 

さて、そんなこんなで宴もたけなわ。前夜祭も気が付けば終了である。

一応終わったタイミングとしては夜なのだが、参加者全員、もれなく体内時計が絶賛イカれてしまっている最中ではあるし、本戦参加者は以下の画像の通り、翌日の昼からの参加(注1)になるので

結局、誰かの部屋に集まり眠くなるまで野試合等をしながら時間を潰す事に。

 

(注1)

初日のタイムテーブルの画像引っ張ってくると、以下の通り。

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当日予選組はともかく、本戦参加者は昼頃からとゆったりペースである

 

ここで、例の如くアルコールも有り都合が良いすーや・長老の部屋に集まる訳だが

このタイミングで野試合部屋にフェンりっち天皇陛下襲来。とりあえず少しでも本戦までに数こなして情報得たいしで対戦お願いして、例の如くBB勢総出で挑みボロ負けする。

 

その後、野試合とかもこなしながら

「とはいえ、明日の当日予選に向けてBBTAGの野試合はしておきたいな」

と思い至る。

 

思い返せば、BBTAGのオフ対戦は結局一月近く前にりょーたさんと対戦して頂いたのが最後である。流石にこれは宜しくない。

とはいえ、BBTAGの野試合をするのであれば、対戦相手の吟味は非常に重要である。

 

幸か不幸か、愛知遠征も無くなりkuboさん以外のBBTAG勢には未だに参戦がバレていないはずであるので、この強みは最後まで生かしたい物である。

そんな時に、変な相手をスパーリング相手に見繕ってしまうと、たちまちBBTAG勢に情報を露呈する恐れが有る。

 

そんな事を考えながら部屋を見渡すと、天皇陛下の御兄弟であらせられるイワシさんがBBTAGやっており、当日予選にエントリーする程のやる気勢で有る事に気が付き、矢も楯もたまらずスパーリングを申し込む。

俺の見立てや前情報では、イワシさんは腕が立ち、口が堅く、義理も固く、俺の想定するBBTAG勢のネットワークの少し外に立つ方のはずである。最高に都合が良い。

 

そんな訳で、多分この方なら大丈夫だろうという事で諸々事情を伝えた上で許可を頂きスパーリング開始。

これは本当に良い経験が積めて、今でもイワシさんには感謝してもしきれない思いだ。

 

その後、流石に当日予選組のすーや達は朝方から出番が有るという事で、すーや部屋は解散。

俺もまだ眠気は来ていないが、ひとまず部屋に戻って軽く横になる事に。

 

で、部屋に帰ってきたものの、気が付いたら横の部屋が無茶苦茶うるさい。

外人が大笑いしながら無茶苦茶に騒いでる声が聞こえてきて、一体何が起きたんだ?と思ってよくよく思い返すと、ドラ氏が横の部屋だったのを思い出す。

自分の部屋を野試合部屋にしてやがんなコレ。

 

幸いまだ眠く無いけど、眠くなるタイミングでまだうるさかったら流石に苦情を言いに行くか、と思いながら

適当に横になって事前にYoutubeプレミアムでオフライン保存していた明日の対戦相手の対戦動画を確認。

 

その他、時差は過分にあるはずだが一部連絡の付いた日本勢に近況報告とか相談とかしながら

そうこうしている内に段々眠くなり、幸いにも横の部屋も明日に備えてなのか静かになり、といった所で無事就寝。

 

未だに辿り着かないが、恐らくは次回こそ当日予選へと続く。

ARCREVO WORLD TOURを振り返る 番外編 【BBTAG編 その2】

やはり一度書き始めると筆が乗るアークワールドツアー振り返り記事。

BBTAG編短距離走編、その2。

 

過去の記事は以下参照のこと。

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さて、美鶴真田を触り始めて一か月前後が経過すると、ぼちぼち最低限の体裁は整う様になってきた。

 

この頃になると、自身の上達とゲーム性も相まって、当日の対戦相手と自分の上ブレ次第では当日予選もワンチャン狙えるかもしれないな、と思える様にはなってきていたので、それに比例してオフライン対戦の環境が欲しくなる。

 

普段のプレイはオンラインで素性のバレないサブアカウントを使って一生ロビーで対戦してるだけなのだが、やはりオンラインとオフラインは別物である。

直接的な防御関連に関して言えば、TAGに関しては”どうせ見えない系”の択(チェンジ表裏択や高速登り中段等)の比重が大きいので、BBCFと比べると割と気にならないのだが

BBCFみたいな感じで「まぁコレならギリギリ見えるっしょ?」くらいの速さの中段が主戦力のキャラとやるとストレスが溜まる。

一番印象に残ってるのはラグナのガントレットハーデス。

インターネットハーデスしこたま打たれて壮絶に萎えていた覚えが有る。

その他、こちらは概ね立てるけど、たまに食らって萎える26F組のクラッシュアサルト。

 

防御以外にも、咄嗟に状況ごとの一問一答クイズみたいな状況は多いゲームだったので、やはりオフラインでやれた方がその辺りは諸々捗る。

その辺含めて当日予選に備えてオフライン対戦はしておきたいなぁ、と思う事しきり。 

 

いずれにせよ、当日予選と本戦はオフライン環境なのだから、やはりオフライン対戦の経験は積むべきである。

 

尚、BBCFに関しては本戦が近付き始めた頃から四国勢のこがたんさん達が主導で、不定期に関西圏で民泊を確保して、関西勢を中心に人を集めてオフライン対戦をする流れが存在していたので、オフラインで横並びで対戦する形式についても幾分経験が積めたのだが

(これに関してはこがたんさんや集まった各地方のプレイヤーの方々に本当に感謝したい。)

タッグに関してはブレイブルー勢で触っている人間があまりにも少なく、対戦するツテも無いに等しい。

 

幸い、一度何かの大会の際に、宿で一緒になった九州勢のりょーたさんに

「実はこういった事情が有りまして、こっそり対戦に付き合って頂けないでしょうか」

と説明をした上でオフライン対戦に付き合って頂いて、かなり良い勉強をさせて貰えたのだが

本戦を考えるとオフライン対戦での感覚や、猛者との対戦はもっともっと積まねばなるまい。

 

但し、オフライン対戦をするとなると当然素性がバレる訳であり今迄一部を除いて誰にも知られず走っていたというアドバンテージは喪われる事となる。

うーむ、悩ましい。

 

そんなこんなでどうしたものか、と悩んでいたところ

そういえば東海勢のkuboさんが通称「パワールーム」というオフライン対戦環境を開いていたな、と思い至り

「そもそもkuboさんには俺が走っている事も知られているし、俺のPSNIDも割れてしまっている訳だし、これ以上隠す必要も無いか」

と、これは渡りに船とばかりにkuboさんにコンタクトを取ってみる事に。

 

「そこそこ自分の中で見込みが出てきたし、ガチ勢とのオフ対戦を体験しておきたいので一度パワールームにお邪魔させていただければと思うのですが、直近対戦会とかってありますか?」

「今度やるよー、来るならTwiplaで事前エントリーだけはして欲しい。何なら名前隠して登録しても良いし」

「心遣い痛み入ります。それじゃあ「スケキヨ」って名前でマスク付けて参戦したいんですけど、パワールーム、覆面での参加ってOKですか!?

「それは流石にNGかなー」

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パワールームでの俺(イメージ画像)

 

どうやらパワールームはハウスルールで覆面NGらしい。

オフライン対戦最後の望みが絶たれて途方に暮れる俺。

 

 

さて、その頃。

話があちらこちらに飛ぶが、BBTAG、一応はアーケード版があるのだけれど

元々家庭用スタートのゲームなのと、ゲーム性的にUMVC3を100円1クレでプレイする様な感覚のゲームなので、当然の如くアケ版は盛り上がる事も無く

(俺の知らない所でアケBBTAGが無茶苦茶盛り上がってたりしたら申し訳ないが)

結局の所、ラグの無い環境で対戦するとしたら家庭用のオフライン対戦くらいしか環境がない状況であった。

 

しかしこの頃は運が良いのか悪いのか、タイトー主催でBBTAGの2on2形式の全国大会が行われていた。

家庭用でオフライン対戦をする環境にはありつけなさそうだが、ゲーセンで出来るとなれば話は別。

そして例え2ON2の大会であっても、俺には相方の「風神」が居る。

ここで貴重なオフライン対戦の機会を積み、ワールドツアー当日予選に殴り込むしかあるまい、適当な事をぬかしつつ

ひとまずチームメイトを捕まえがてら「風神」をその気にしなければなるまい、と例の如く

 

「風神…そろそろ僕達…"間に合った"と思うんですよねぇ…」

「貴重なオフライン対戦の経験積んだ方が、きっと当日予選の糧になると思うんですよ…」

タイトー相手に風神雷神旋風、巻き起こさないと嘘でしょ!唐突に飛び入りした奴らが参加者皆殺しにして、とんだケチの付いた大会(注1)にしてやりましょう!」

 

(注1)ケチの付いた大会。諸説有る。

 

と、散々無責任にそそのかした結果

「なるほど。確かに薄々感じていました。雷神…そろそろ我々、"間に合った"のでは?」

風神が何故か釣れる。ちなみに、俺の見込みでは全然間に合っていない。

 

当時、勝手な見積もりだと当時風神はネットワークカラー黄色前後往復

俺はピンク維持~たまにオレンジくらい。普通に考えると相当に勝率は低いはずではあるが、俺がオフライン対戦の経験を積みたいだけなのでその辺りは黙る事とする。

 

そんなこんなで、何故かは分からないが相方も捕まってしまったので、さぁどこの予選に出ましょうかって事で大会の予選の日程を調べていると

直近で大阪日本橋アテナで予選が有る事が判明して、BBCF勢的には慣れ親しんだ地だし、もうこりゃココで決まりでしょって事でひとまずアテナの予選に参加する方向で話が纏まる。

 

さて、10月12日に行われるアテナの予選。

半年以上も前の話なので、多くの人が忘れているとは思うが

その日は日本でも記録的らしい台風19号が発生しており今では聞きなれてしまったフレーズではあるが

「不要不急の外出は控える様に」

とニュースで言われる程度には、強烈な台風が近づいていた。

 

そんな訳で、俺としては

「流石に今回の台風ヤバそうだし、そもそも大会も開かれないかもしれないから見送りましょうよ。そっちもそのつもりでしょ?」

って事で前日に参加しない方針を風神に伝えたのだが、風神曰く

「俺、もう前乗りで大阪まで来てるんだけど、やる気、足りなく無い?雷神、意識低すぎでは?」

といった旨の返答が返ってくる。不要不急の外出は控えろって言われてんだろうが。

 

改めて思うが、記録的な台風が押し寄せてきているのに他県から大阪に前乗りしているのは、逆に意識が高すぎると思う。

瞬間風速だけで見ると、その瞬間、雷神の意識の高さはワールドツアー参加者の誰よりも高かったかもしれない。

 

しかしながら、なまじコチラが焚き付けた側であっただけに

「いや、そもそも貴方、大阪に別の用事も有ったから来ただけじゃないんですか」

とはとても言えず、風神から空の上の高さからの意識の高さマウンティングを延々と取られる俺。心が苦しい。

 

しかし俺は考えた。

この状況、そもそもアテナが天候や状況を鑑みて予選を中止してくれれば、俺は裏切り者の汚名も背負わず予選参加を辞退出来るはずでは?

等と思っていたら

アテナ、諸々の状況を鑑みた末に予選開催決定。

俺が一生

「相方を散々焚き付けるだけ焚き付けておいて当日現地に来なかった裏切者」

としてマウントを取られるのが決まった瞬間である。

 

さて、そんなこんなでアテナ予選。

俺は当然の如く自宅待機していたので、開き直って自宅待機していたBBCF勢とディスコードで通話しながら風神一人の予選参加を観戦する事に。

風神、エントリーネーム風神で参加した末、当然の如く早々に憤死。

とはいえ、一試合は勝利していた場面も見れ、中々に良い物を見させて頂きました。

 

尚、風神はこの時のチーム名を

チーム名「山の上に置き去り」

としており

「ヤマシタの野郎、散々人を焚き付けておいて山を登らせた癖に、肝心の所で俺を置き去りにして逃げやがった」

という抗議の圧が感じられた。これに関しては、俺は一切の苦情は受け付けない。

 

尚、この辺りから風神のBBTAGの雲行きが怪しくなる。

 

さて、その後。

ふてくされる風神をなだめながら

「残念ながら今回は縁がありませんでした!さぁ、次はどこの予選に出ましょうか!!」

と、懲りない俺。

 

その後の日程で行くと10月19日の岡山予選か、10月20日の愛知予選くらいしか関西圏の予選がなかったものの

19日の岡山予選は俺が諸事情で参加出来ないため、ひとまず20日の愛知予選に照準を合わせる事に。

さて、愛知予選。

愛知といえば俺のBBTAG道の背中を押してくれたkuboさんのお膝元である。

既に自分のやっている事はバレている事だし、kuboさんに

「愛知予選視野に入れてるんですけど、ワールドツアーに出るプレイヤーとか居ますか?あと、そろそろ覆面とか抜きにしてガチ勢とのオフライン対戦積んだ方が良い気がしてきたんですけど、パワールームその時有ったりしますか?」

と探りを入れる。すると

「ワールドツアー参加者でいえば俺の他にNoble君とかは来るんじゃないかな。パワールームには多分他にも参加者集まると思うし、エントリーは勿論オッケーよ。当然、名前は隠してても良いし。」

といった旨の、大変にあったけぇ返答が返ってくる。

 

尚、この頃になると、個人的な感想として

「傍目から見ていたり、周りから話を聞いている印象としても、BBTAG勢は取り組み方的にも人対策をする人間は非常に少ない印象だし、そこに俺がオフライン対戦に参加していたとしても別にBBTAG本戦の参加権も取得していない新参の俺如き歯牙にも掛けないだろう」

という事で、ある程度見切りを付けてオフライン対戦を積んだ方が結果として自分にプラスになると判断。

バレる代わりに得られるリターンにもよりけりだが、素性がバレる事自体はあんまり気にしなくなっていた。

とはいえ、なるべくなら参加する直前まで素性がバレない方が良いだろうという事で

 

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大統領が対戦会に興味を持たれた様です

どうせなら他の参加者に"圧"を掛けたいという気持ちで、大統領としてパワールームにエントリーする。BBTAG大統領誕生の瞬間である。

 

そんなこんなでパワールーム参加も決意し、よっしゃオフライン対戦で経験積むぞ。

と思ってたら、個人的な事情で当日地元に戻る必要が発生し、急遽愛知予選参加が不可能となり、自然パワールーム対戦会参加も断念する羽目に。

BBTAG大統領、フカすだけフカして急遽帰国。なんだったんだコイツ。

 

尚、後日Kuboさんに様子を伺うと

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辻川さんは過去に予選絡みでKuboさんに探りを入れたのが原因でバレたっぽい。

との事であった。尚、これに関してはどちらかといえば辻川さんより、全く素性の知れない大統領と中身が見事に結びついてるへいほぉさんの方が怖い。面識すらねぇじゃん俺。

 

尚、この辺りで盟友たる"風神"

「最近思ってきたんだけどさ、千枝ルビー、これ、別にお手軽強キャラじゃなくない?多分これ、BBTAGの基礎力みたいなのをちゃんと積んだ上での強チームって話だと思うんだけど。少なくとも短距離走向きじゃなくない?」

と、残酷な真実に気付いてしまう。

俺もBBTAG走り始めて一月程度が経過した辺りから似た様な感想を抱き始めていたので

「流石は風神お目が高い、とうとうお気付きになりましたか…!」

とお茶を濁しに掛かるも

「何で俺は短距離走でわざわざこんなチーム使う羽目に…!」

と死ぬ程萎えられる。

ワールドツアー本戦前の貴重な時間を、本来の種目も差し置いて、貴方は、千枝ルビーに、注ぎ込んで…!

でも、一月近くも時間注ぎ込んだの見たら、もう、何も言えないじゃないですか…!

 

こうして、盛大に萎えた風神が実質的に戦線離脱を果たし、俺は残りの道を一人で走り始める事となる。

時は10月末頃、本戦まで残り二週間近くといった時期での出来事であった。

 

こうして、時は流れ、11月中旬。

アークワールドツアー開催のその日が訪れる事となる。

 

そんなこんなでようやくアークワールドツアー開戦、当日予選編へと続く。

ARCREVO WORLD TOURを振り返る 番外編【BBTAG編 その1】

2019年5月、大阪某所。

 

「kuboさん…本戦まであと半年…BBTAG…俺…半年有れば…間に合いますかね…?」

「うーん、2か月じゃないかな」

 

ここから全てが始まった。

 

ワールドツアー振り返り、過去の記事は以下に。

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本来ならアメリカ初日の後編なりなんなりを書くべきなのだろうけども

色々書くのに飽きてきたので、気分転換も兼ねてとりあえずBBTAG編も並行しながら書いてしまう事とする。 

多分アメリカ編初日後編はどっかで間挟んで書く。

 

 

尚、BBTAG編についてはBBTAG勢からするとそこそこ胸糞が悪い部分もあるかと思うが、まぁこれはこれで外様の側からの正直な感想を書いた方が面白そうではあるので、ひとまず書ききる事は許して頂きたい。

苦情は諸々受け付ける。

 

さて、耳にタコな事を書く様ではあるが、ワールドツアーは皆様ご存じの通り

ギルティ、ブレイブルー、BBTAGの三種目で行われる。

 

俺自身は2018年の11月頃、アークレボジャパンで優勝してBBCFの本戦出場権を獲得した訳だけれど

本戦の2019年までは約一年。どうしても期間が長く、一年間向き合い続けるのも難しい話である。

 

過去の記事でも書いたが、BBCF自体は定期的にオフラインの大会に出てモチベーションを上げて、オンライン対戦で練習して、またオフラインの大会に出て、というループで練習を続けていた。

しかし半年くらいその状況が続いた後、モチベの維持も難しくなり、色々な物に浮気したりといった具合で生活していた結果、ふとロクでもない考えが首をもたげる。

 

「BBTAG、今からでも当日予選通って優勝狙えるんじゃね?」

 

BBTAGに真摯に向き合う男達には大変失礼な考えだと思うので、怒って頂いて構わない。

とはいえ、真摯に向き合う男達、体感としては中々に少なかった気もするが。

 

さて、ロクでもない事を考えるにしてもまずは情報収集からである。

 

奇しくもその頃、今から丁度一年程前のゴールデンウィーク時期であり、大阪で大規模な格闘ゲームイベント「KSB2019」が開催される事となっており

諸々人も集まるだろうし、今プレイしているゲームは各々違えどP4U勢を中心に格ゲー勢を集めて同窓会がてら久々に酒盛りしましょうって事で飲み会をすることになっていた。

 

で、その場でkuboさん筆頭に何人かBBTAGやってる男達が居たので

「BBTAG、今からでもイケる気がするのでワールドツアー当日予選抜けからの短距離走を検討してるんですが、kuboさん達の感覚としてどうっすか?」

という

「きみのところのおうち、防犯全然されてない気がするんだけど空き巣出来るかなぁ?」

という、相当に舐め腐った質問を投げかけた末、擦ったもんだの末、当該記事の一番初めのやり取りが発生する。

kuboさん、二か月ちょいくらいの期間でそこそこ間に合いました。ほんまありがとう。

 

さて、それから。

ここからしばらくはなんともつまらない話になるのだが

BBTAGは2019年5月末頃にアップデートが入るという事で、とりあえず一度そこで触ってみてから考える事に。

キャラは一番kuboさんに乞食しやすそうという事でセトをチョイス。

 

が、一週間程度触った後

短距離走しようとしてる奴がこのキャラを選ぶのは間違ってる気がする」

という理由であったり、その他諸々微妙に書き難い理由等もあったりで、早々にBBTAGを中止。

やるにしても、もうちょい時間が経ってキャラ情勢固まってから短距離走候補選べばいいか、という事で当面は様子見る構えに。 

 

そうこうしていると、6月末頃、kuboさんがセトハイドのチームでアークの第二回公式大会準優勝して、優勝者の小路KOG氏が既に切符持ってたのもあって、繰り下がりでワールドツアー本戦の切符を獲得。

 

セトリリース直後にkuboさんに

「コイツ、走りきれそうですか?」

って聞いたら

「いけると思う、セトはスゲェ男だよ」

みたいな事を言ってたんだけど、その時の大会自体は準優勝とはいえ、自身の信じるキャラをそのやり込みで身を以て示した形。その後のEVOJAPAN2020優勝も含めて眼力、やり込み諸々全て素晴らしい。

かたや俺は一週間で見切りを付けてBBTAGから一旦OUT。不甲斐無い。

 

とはいえ、別に義務で走る必要がある訳でも無いしってな事で色々別の事で時間が潰れながら時は経ち、気が付けば8月。

 

 

8月、そして格ゲーといえばEVO。

その年については自分は参加していないのだが、身内と現ゴボ勢のまっどさん達のラスベガスでの雄姿等を見届けるのやら何やら含めて、配信でEVOをひとしきり観戦していた。

 

そんな中で、BBTAG今どんな感じになってるのかなとチラ見をしていると、美鶴真田が笑えるくらいにローカロリーに画面内で無茶苦茶してて

短距離走走るなら、流石にコレ美鶴真田では?」

と確信が持てたので、今から間に合わせるならコレや!って事で美鶴真田チョイスして8月末~9月頭頃だったかと思うが、BBTAGを再開する事に。

 

さて、再開をするのは良いが、やはり一人で走るのは心許ない。

ここはやはり、誰か”志を共にする戦友”を探すべきだという事で

ワールドツアー本戦、或いは当日予選に参加するBBCF勢の身内の一部に

 

「BBTAGは今からでも間に合うはず!一緒に走りましょう!」

「BBCFで200万!BBTAGで200万!合計400万円獲得出来るチャンスが、今貴方方の目の前にぶら下がっているんです!これを見逃すんですか!?俺には出来ません!!」

「ほら!この動画を見て下さい!なんかいける気してきたでしょう!?」

「黒船を、サムスピのときどさんを、目指しましょう!」

「僕と貴方でBBTAGの”風神・雷神”になりましょう!」

 

という様な無茶苦茶な口上で、BBTAGへの猛烈な勧誘、もとい、共に無理心中をする相方を探し始める。

実際にはこれのもう一段、二段どころじゃなくロクでも無い旨を述べていた気はするし

サムスピのときどさんの事例に至っては敗北していたので、それ負けフラグじゃねぇか

という壮絶な突っ込みドコロ等もあるのだが、コトは勢いだと思い上記の様な無茶苦茶な口上を並べ立てていたら

 

「実は俺もBBTAGは"間に合う"んじゃないかと思っていたんです。一緒に"間に合わせ"ましょう"雷神"」

 

と、志を共にする戦友、もとい、哀れな道連れ、風神が釣れる。

 

尚、話し合いの後、チームは俺が美鶴真田、風神が千枝ルビーに決まる。

この決定が後に悲しい事態を生む事になるが、まぁそれはそれで別のお話。

 

さて、ここからは延々と練習である。

 

BBTAG、少し触っての実感としては

他ゲーと比較すると何倍も、相手の持ってる手札が分かるだけで勝率が変わる、逆に言えば相手が自分の手札を知らない状態を維持した方が勝率は圧倒的に伸ばせるゲームだと感じているので

出来る事なら相手を殺すその瞬間まで、自分が以前対戦したこのプレイヤーだ、と勘付かれない様に全力を尽くすのが肝要だと思う。

 

そんな訳で、やると決めたら出来る限り勝つ確率を上げたいので、サブ垢を作成し、特に誰にも正体告げずロビーで一人シコシコシコシコ対戦続けて牙を研ぎ続ける。

ちなみにTwitter上でもワールドツアーで当日予選抜ける辺りまでは一切BBTAGを触ってる素振りは見せず、タッグのタの字も口には出した覚えは無い。

BBTAGをこのタイミングで触っていると知られる時点で一定の警戒はされうると思うので、とにかく知られないに越した事は無い。 

 

サブアカ、どんなゲームでも賛否両論な話だとは思うがもしもこの先、俺の頭がイカれてまたBBTAG走る様な事態が発生したら、多分また別のサブアカウント作って走ってると思う。

BBTAGに限った話では無いが、本気で大会勝つの考えるなら情報戦は死ぬ程大事である。

 

で、そんなこんなで走り始めて一か月前後、美鶴真田で最低限は戦える様(カラー的にはオレンジ~ピンク往復辺り)になってきただろうか、と思った辺りでkuboさんから以下のラインが届く。

 

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kuboさんと一度もBBTAGで対戦してないし、BBTAG再開したってのと使用キャラくらいしか情報渡してなかったのに何故かアカウントが特定される図。おかしいだろうが。

 

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敗因を聞く俺。

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俺、昔のセトの使用履歴からkuboさんにバレたりする恐れが無い様に、ランクマ適当なキャラで延々潜って履歴消すくらい頑張っとったんやけどなぁ。

 

尚、宗教上の理由で投げキャラは使えないので、次回が有れば使用キャラを

「いかにも俺が使いそうな部類の強キャラ」と偽った上で

インターネット上を立ち回っていきたいと思います。

kuboさん、情報戦の対戦ありがとうございました。次はバレねえ。

 

そんなこんなでぼちぼち長くなってきたので一旦ここらで切る事とする。

次回でBBTAGの当日予選直前くらいまで書いてしまいたい。

 

 

ARCREVO WORLD TOURを振り返る その6 【アメリカ編 1日目 前編】

久々にこの前続きを書いたので、この勢いのまま完結まで進めていきたいアークワールドツアー振り返り記事その6。

 

その1~その5は以下に。

 

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そんなこんなで飛行機は無事目的地へと到着し、アメリカ着。

 

到着直後、割と流れがうろ覚えではあるが、まずは飛行機の発着場所からバスに乗って空港内施設へと移動。

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睡眠薬を飲んで眠ったのもあり、感覚としては"気が付いたこんな場所に"みたいな感覚であり、あんまり現実感がない状態で移動を再開する事となった。

 

が、そもそも飛行機を降りた瞬間からバスで移動することと、そこそこな時間バスが走ってた辺りで

「空港、どれだけ広いんだよ。アメリカやっぱスゲェ」

と妙な実感を感じた覚えがある。

 

尚、各位この辺りから事前に日本国内でレンタルしていたポケットWi-Fiの動作確認を行い始め、TwitterやらLINEやらで飛行機乗ってた間の動きを追い始める。

そうしてSNSの類を確認していると、どうやら既に九州・関東発組は無事到着している様だ。

(ちなみに九州組は直接海外に行かず、一度関東へ向かい関東組と合流して一緒に移動する形となる)

 

そうこうしている内に飛行機の発着場所から空港施設内に到着し、各々入国検査へと臨む。

この辺りまでは、関西から出発した日本勢と一緒に移動していたので英語喋れない事などは気にならなかったが、入国検査に当たっては

「とりあえず各々空いてる列に並べ」

って感じで空港職員に促されるので、基本的に皆バラバラの列へと。

 

さて、入国審査。

英語の喋れない人間にとっては恐怖の、外人とタイマンで喋らされる強制イベントである。

 

入国審査に当たっては、英語全般が絶望的に駄目なのでなるべく事故が起きない様にと、事前にGoogle翻訳でざっと自分の入国に関する説明を並べた文章を翻訳した上でiPhoneのメモ帳に保存しておいた。

尚、文章については

 

「英語が全然話せないからGoogle翻訳で翻訳した文章を見せるね!僕は日本から来て、アメリカに入国した理由はアーバインで明日から開催されるe-sportsの大会に出るためなんだ!英語全然わからないから、迷惑掛けるかもしれないけどごめんね!」

みたいな感じの文章だったと記憶している。

 

生まれて初めてe-sportsって単語を有効活用出来た気がする。生まれて。初めて。反吐が出るが。

 

で、いざ自分の番が来て、入国審査官にiPhoneを見せると、ちょっとした質疑応答の後

「あーはいはい、顔こっちに向けて、手、ココに出して。はいオッケー行って良いよ」

みたいな感じで案外すんなり終わる。

対峙した瞬間は簡単な単語すら聞き返せず中々焦ったが、とりあえず問題は無かった様だ。

こういう場面に遭遇すると、影響があるのかどうかは知らないが信頼性が高いらしい日本人パスポートのありがたさを感じる。ありがとう、ジャポン。エドモンド本田の出身地。

 

その後、入国審査を終えると、エスカレーターに乗り、飛行機搭乗前に預けていた荷物を回収するバゲージクレームへと。名称知らんかったが、そんな感じの名称らしい。

当然英語の知らない我々は空港内のアイコンでファジーで確認するのみだ。

その後、回収。ロビーへと向かう。

 

この辺りで入国審査を通り抜けて一安心していた日本勢と合流。周りの様子を見ていた感じでは所謂「別室送り」(注)の人間は居なかった様で、そういう意味でも一安心。

 

(注)別室送り

入国審査を行った際、怪しい要素やら何やら有ると尋問をされる、らしい。ランダムとの噂もあるが、いずれにせよ海外に慣れてない人間からするとハメ。

たしかEVO2017の時は関東勢のソウジさんが別室送りになってたらしい。

尚、ソウジさんは別室に送られた時、色々質問された後

「俺はプロゲーマーで東京ヴェルディに所属する選手なんだ」

って言われたら確認の後、一発で解放されたとかなんとか。

東京ヴェルディってスゲェ」って思わされたエピソード。

寺生まれって凄い、くらいの勢いでヴェルディスゲェ。

 

荷物を回収してロビーへ向かうと、ロビーへ向かう人間が見える位置でアークシステムワークスの森Pが笑顔で旗振ってて最速で笑う。笑顔が眩しい。

 

ここでようやく関東・九州発組とも合流。

関東勢、広島勢、九州勢等々、今回のワールドツアーに参戦する面々と合流して

「いやー、お互い無事到着出来ましたねー」

って辺りも再確認しながら改めてテンションが上がってくる。

こうしてようやくこのタイミングで招待選手・ツアー参加による参加者が全員揃う形となる。

尚、この場には選手以外にも森P、神たるミギー(石渡大輔氏)、アークの木戸岡社長等々、今になって考えると割と凄いメンツが揃っていた。

 

んで、ここでツアー会社の人だったか、アークの方主導だったかは忘れてしまったが、一度参加者一同で集合写真を撮る流れに。

尚、この集合写真は後に帰国時、旅の思い出としてアークの方から招待選手・ツアー参加者の方へ現像されて渡される事となる。ありがたや。

 

集合写真を撮った後、ホテルに移動するという事でアークが手配してくれていたバスに参加者一同搭乗。

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この辺りからアメリカンな街並にちょっとテンションが上がり始める



ここから、小一時間を掛けて招待選手の宿泊先であるアトリウムホテルへと移動する事となる。

ホテルの移動に関しては、割と皆飛行機の移動で疲れ切っていたのか死んでる人間が大多数で、一部テンション上がってる組とか元気な組は話に花を咲かせたり、Twitterに到着報告してたり、日本との時差にビビったり等々って感じで各々過ごしていた様に思う。

 

 

尚、ホテルに関してはその2でも書いた通りであり

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今回招待選手が泊まるホテルは口コミだけ見ると中々不安が残る物で

身内間では「ゴキブリホテル」とかいう蔑称で一時期呼ばれていた事もあり始めは不安では有ったのだが

先に同ホテルに到着していた前日出発組の話をいざ聞いてみると

「ホテル、全然問題無い。むしろ居心地良い。神。」

「徒歩1分の位置にコンビニも有ってラスベガスの時と違って値段も良心的。酒も最速で買えた。神。」

 

あまり詳細に覚えていないが、要約するとそういう事ですこぶる評判が良く

安心が一周回って

「というか、オマエ等当日予選控えてるのにアメリカ着いて早々に行う事が酒盛りなのか?」

「コイツ等何しに海外行ってんだろう?当日予選?パーティーの間違いでは?」

などといった感想も抱きつつも、ひとまず出発前に抱いていた不安は消えた。

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前日到着組による格ゲーよりもやる気を感じられるアルコールの買い込み。備蓄、ヨシッ!

 

アトリウムホテル、アークシステムワークスJTB「ゴキブリホテル」なんて呼んでてすまねぇ。

 

さて、そんなこんなでバスもホテルに到着。

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海外のホテルに到着した瞬間、無限にテンションが上がる瞬間です

 

この時点で参加者一同、ホテルの外観とロビーの雰囲気で無限に上がる。あるいは到着した安堵感でロビーで座り込む。

その後、ロビーでアークの方が招待選手一同のチェックイン手続きを済ませている間に、各々タバコを吸いにいったり、ソファで休んだり、しばし雑談。

少し時間が経った後、スタッフさんから呼ばれて各々ルームキーを受け取るとホテルの中央スペースを通って客室へと。

 

中央のスペース歩いてるとバーカウンターやらプールやらが飛び込んできて一同、超テンション上がる。

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今日、この辺りで前夜祭するらしいっすよって話を聞いたが、この光景で前夜祭ってワード、流石に沸くでしょう。実際にはここに接した屋内がメインの会場ではあったが。

 

そうして各々割り振られた部屋へと。

確か俺はドラ氏の隣の部屋だったと思う。他に近くには確かあぐろさんとかが居た様な。

そうして部屋に入ったが、写真見て貰えれば分かる様に

「え!?この部屋一人で使っていいのか!?」

みたいな感じで一人で使うには余りにも快適な部屋が与えられ、テンションが更に上がる。

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自分で撮影した写真には全景が無かったので同行者の写真を代わりに載せるが、こんな具合。アークシステムワークス、LOVE…

 改めて過去の記事やら何やら見て思うが、ゴキブリホテルとか言ってほんますまんかった。

大満足のお部屋で御座いました。

 

さて、そんなこんなでひとまずホテル着いた所までで、ざっくり時間も費やしたので一旦切り上げ。また次回。

 

 

ARCREVO WORLD TOURを振り返る その5 【出国当日編】

2月辺りからPCがぶっ壊れたりなんだったりで、いざ気が付くと二か月以上止まっていたり、そもそもワールドツアー本戦から数えると半年近く経過している事に愕然とするアークワールドツアー振り返り記事その5。

やっぱりこういうのは一回勢い止めてしまうといかんね。

 

その1~その4は以下に。

 

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さて、そんなこんなで前にどこまで書いたものか忘れてしまったが、とりあえずアルコールの勢いを借りて書ける範囲で書いていくこととする。

 

今後海外大会に参加する人向けとかで、どんな荷物を用意していったかとか、そういう部分も書こうと前には思っていた気がするのだが

もうこれだけ間が空いてると覚えておらんし、そこまで書き出すと多分また話が進まなくなるので、省いていくこととする。

 

さて、今回の旅。

とりあえず、行きの旅程だけ記載すると

日本時間:11月15日(金) 日本を出発

現地時間(以下現地時間):11月15日(金)正午頃サンフランシスコ国際空港に到着→シャトルバスでホテルへ到着

同日夜:アークシステムワークス主催の前夜祭→翌日の予選・本戦へ

といった感じであった。しおりが見つからんのでアレだけど、なんかPDF有った気がするので見つかったら分かりやすい形に整理したい。

 

さて、LINEの履歴等を見るに、恐らく招待組が出発したのが11月15日金曜日。

事前にアークなりJTBから旅のしおりやら、航空券の発行案内やらの諸々の書類が届いており、招待選手組はそれに従って移動していくこととなる。

 

出発にあたっては、招待選手は任意で三ケ所の出発地点を選べて

①関東-東京(成田空港)

②関西-大阪(関西国際空港

③九州-福岡(福岡空港

とかだったと思う。俺はとりあえず行きやすいので関西国際空港を選択。

 

そういや、招待選手に関しては航空券やらホテル代やらは出るものの、空港への交通費は特に出なかったんだけど

その辺の話

「往復で一万円以上掛かる様な話なんだし、どうせなら空港までの旅費も払ってくれても良くない?」

みたいな話を身内間で話したりはした。

まぁそも航空券とホテル代出る時点で破格にも程があるんだけども。

この辺は

「全国大会出る時の関東までの旅費は自腹!コレ、カクゲーマーノジョウシキ!」

みたいな、格ゲーマーならではの価値観のアレコレがあるからそんなに変に思わんのか、そうじゃないのかは意見が分かれそうではある。

 

 

話が前後したりしなかったりするが、飛行機での移動に関してはとかく

疲労を溜めない、到着先で体調を崩さない」

という事が重要だと、少なくとも俺個人については思っているので出発空港を決定した時点で、同じ空港発の面々と相談を行う。

「移動中トイレに行く時も知らない人より融通しやすいだろうし、JTBは事前チェックインで席の予約が出来る様なので、とりあえず身内で席固めてしまおう」

という話になる。

 

理想の話でいえば、横に人が居ない非常口付近の席を取って一人で快適な飛行ライフを送るのが一番鉄板なのだと思うが、調べていると

「非常口付近の席はいざという時のために英語を喋れる必要がある」

という話を見かけたので、本当かどうか判断付きづらかったが、もし当日いきなり"語学力チェック"を食らってしまって足切り食らって席変えられてしまってもアレなので、身内と固まる様に席を組む事に。

 

さて、出発当日。

休みを取っているのでゆったり午前中から新幹線に乗って新大阪駅へ、そこから特急電車に乗って関西国際空港へと。

この流れはEVO2017でラスベガスに行った時も辿った道なので、勝手知ったる、という程でも無いが特に問題も無く到着。

 

昼の二時頃に関西国際空港に到着し、四国勢のこがたんさんと合流。

ちなみに、関空発の友人連中については四国勢のこがたんさん、東海勢のkuboさん辺りであった。

広島勢も関空発かと思ってたが、広島組は九州発だったようである。

 

そんなこんなで関空でこがたんさんと合流、お互い昼飯を食ってないのでフードコードで飯を食う流れに。

フードコートで飯を食うにあたり、とりあえず大会に向けて景気付けっしょという事で俺は一人飲酒開始。こがたんさんに関しては下戸なので普通に一人で飲酒。改めて考えると何してんだか良く分からんが、酒は大事なのです。

 

飯食って、ぼちぼち手続きの時間も近づいてきたなって事で国際線出発フロアへ。

概ねギルティ勢以外、BBCF勢・BBTAG勢が揃っていたので手続きとか聞きながら発券手続きやら何やらを済ませて保安検査場へと進む。

 

で、手続きを進めようとしてるとBBCF勢の象徴、フェンリっち天皇陛下

「パスポートの表紙がちょっと破れてて審査に引っかかってしまって…出国出来ないかもしれないです…」

みたいな話をしてて、え、そんな事あるんすかってビビる。

 

そういえば、招待選手に関しては、アークなりJTBなりから「旅のしおり」が郵送されてきた際に「アーク特製パスポートケース」なる物が送られてきて

「貰えるのは嬉しいけど、多分これ使わないっすよねぇ」

みたいな話を身内としていたのだけど、今回のフェンリっち氏のケースを見る限り、パスポートは命の次くらいに大事にすべきという海外旅行勢の話はあながち冗談でも無いなと思う様になる。そして我々、パスポートケースにパスポートをしまい込む様になった。パスポート、大事ぃ。

 

で、フェンリっち氏についてはとりあえず事なきを得て無事出国出来るようになった様なのだけれど、それを傍目から見てた我々

「どうせ本命天皇陛下だし、ここで事故って出国出来ない方が俺達にとっては好都合なのでは」

「遊戯のエグゾディアを放り捨てたインセクター羽蛾の気持ち、今なら理解出来るかもしれん。遊戯(フェンリっち)のパスポート破れるチャンスがあるなら破った方がアド。」

とか好き勝手喧々諤々しながら悔しがる。うーん、この。

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パスポートが破れさえすれば出国出来ないと知った時の我々の気持ち

 

さて、何はともあれ無事皆出発出来る様で保安検査所やら何やら、所定の手続きを経て搭乗口の付近まで到着。

この辺りで、ツアー参加者は概ね皆姿が見え始め、なんとなく実感というか何やらが増してくるように。

 

そんな中、ギルティ勢の面々が揃って登場した時は圧が有りすぎてBBTAG勢のキャメイさんが

「幻影旅団みたいやな…」

って言ってたのが印象的だった。確かに圧が凄かった。後、おみとさんは神。

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目の前に現れた関西ギルティ勢のイメージ画像



そんなこんなでじき出発か、みたいな話をしていたがこの辺りで一日早く出発してた当日予選参加組のすーや、長老辺りから連絡が入り到着した旨が伝わってくる。

やっぱり海外についた奴らの話を聞くとテンションが上がってくるもので

「俺らも早くアメリカ着きてぇなぁ」

といった感じでワクワクしながら飛行機へと。

 

で、ここに関しては色々話が前後したりしなかったりだが、飛行機に関しては身動き取りづらい状態で10時間近く拘束される。

だもんで、EVOの時からなるべく意識していたがなるべく疲れの溜まらない状態やら道具やらを揃えて、移動に臨む事にする。

 

以下は個人的な感想ではあるが、海外遠征する時は以下の道具を任意で整えて臨む様におすすめしたい。

 

1.スリッパ

靴を履いたまま、履いてる靴にも依るが10時間近くも履いたままだと無茶苦茶疲れる。

折り畳みなりなんなり、一個機内で履く用のスリッパは持ち込む事をおすすめする。

 

2.五本指ソックス

同上で、靴下をずっと付けたままも、まぁまぁ疲れる。

存在自体知らない人も居るが、五本指ソックスっつー指先が分かれてて自由になる靴下があり、それが裸足感覚で履けて長時間の移動にも耐えらえれるのでかなりお勧めしたい。

 

3.ネックピロー

多分優先度は一番高い。首回りを覆う枕。

長時間もたれ掛かって移動する時はネックピローの有り無しで疲労の有無が段違い。大抵空港には無印良品とか、旅行用品店があるのでそこで買ってもいいと思う。

 

4.睡眠薬

時差ボケ対策も含めて調整したい人用。俺は使う。

手に入れるのに一工夫必要。

日本からアメリカ着いたら、概ね半日くらい時間がズレてるので飛行機乗ってる間に寝る事が出来れば良い感じに現地時間と体内時計が合いやすくなる。

(実際には機内で寝るような急造な調整では完全には合わないと思うから、余裕持って前日以前入りとかして調整した方が絶対良いと思うけど)

 

あと、使おうと思うなら飛行機に乗るよりも前の日に事前に一回使って翌日に引きずったりしないか確認は必須。

ぶっつけ本番で使って、翌日不調を引き起こしたりしたら目も当てられないので、絶対にテストはすること。

 

5.耳栓

寝やすい様にするために。人によってはノイズキャンセリング機能付きのイヤホンとか、カナル型イヤホンなりで代用したりする。

Amazonとかで買う人が多いと思うが、多分一個に複数個入ってるケースが多いと思うので

事前に自分の耳と合うかどうか確認するのをおすすめする。

 

6.フットレスト

足置き。あると無いとでは割と疲労は違うと思ってる。

前の座席に引っ掛けて使うハンモックタイプとか、床に設置するタイプのとか色々あるけど、俺はハンモックタイプを使った。

 

この辺り揃えておくと、割と疲労は抑えられたり、睡眠をコントロールするなりして良いと思う。

金は幾分掛かるが、本当に勝ちたい勝負の場に向けて一万円掛かるか掛からないかくらいの額をケチって当日不調を引きずるのもアホらしい話なので、事前の準備は悔い無い様にキッチリしておくべきと思う。

 

そんなこんなで飛行機に乗った訳だが、俺はハースストーンのバトルグラウンドを延々回しながら、ちょっと時間経ったら睡眠薬飲んで寝たので、特に記載すべき点は無い。

あ、唯一あるとすれば今回飛行機での移動中に機内Wi-Fiを使ったのだけれど、速度はまぁ遅いが、なんかあった時に周りと連絡なり情報共有なりTwitterなり見れるのはやはり便利なので、2,000円程度支払った価値はまぁあると思った。

 

そんなこんなで、ぼちぼち酔いも冷めてきたしある程度書くには書いたので一旦完。

次回はアメリカ着いてから以降の話だろか。

随分時間も経ってしまったが、これだけ書いたのでぼちぼち隙間を見つけてワールドツアー完結まで書いていきたい。書きたい事もあるにはあるし。

 

そんなこんなで、ひとまず。

ARCREVO WORLD TOURを振り返る その4【出発直前編】

書き始めると案外すんなり進むアークワールドツアー振り返り記事その4。

その1~その3は以下に。

 

その1

ymst-p4u.hatenablog.com

その2

ymst-p4u.hatenablog.com

 

その3

ymst-p4u.hatenablog.com

 

"エドモンド本田"に関するアレコレを語り

当日予選の諸々について語るべき事は概ね語り終えたかの様に思えたが、俺個人としては、実は本来コレよりもまず先に語るべき事がまだ有る。

が、しかしコレについては別に場を設けて語るべきであろうから、ひとまず今回の記事においては語らずにおく事とする。

どういう話か想像の付いている人間については、座してお待ち頂きたい。

 

さて、そんなこんなで当日予選に出る人間もトーナメントが公開され自分のプールで一喜一憂し

本戦参加者もトーナメントが公開され自分の対戦相手の見当が付き、と、ココからはいよいよ大一番、アークワールドツアー本戦の具体的な対戦相手を見据えて各々動き始める時である。

 

今回については、当日予選で抜けた人間が半分近くという事もあり

基本的には本戦参加者は一回戦は当日予選通過者と当たる形となり、事前に参加資格を得ていた所謂招待選手との対戦は二回戦からである。

 

つまり、一回戦は誰が当日予選を上がってくるか分からないので対策が立てづらく

二回戦以降も当日予選からの選手と招待選手いずれか。果たして、誰が上がってくるのかを考えながら対戦相手のキャラクター、或いはプレイヤーの対策を考える事となる

逆に、当日予選参加者は、自分がプールを抜けた後に本戦一回戦で当たる相手が誰かは明確に分かっており、当日予選は対戦相手候補が多いため対策が散らばりやすいが、本戦を見据えた対策は積みやすい。

そう考えると、本戦でいざ一回戦各々が当たった時、優位に立つのは誰か。

余程当日予選組の方が、相手を絞って練習してきた分優位なのではなかろうか。

 

などともっともらしい事を書いたりはしてみたが、少なくとも今回の大会に限って言えば、そう考えるのは浅はかだろう。

恐らく、大半の参加者も俺と同様の事を考えていたに違いない。

 

実際には、今回の当日予選は"エドモンド本田編"でも語った通り

一定の基準で有力選手が散らばる形で配置されており、有力選手が複数居るプールはそれ程多くも無い。

加えてBBCFに関してはやはり日本勢が強く、それを考えると、少なくとも今回のワールドツアー当日予選に関して云えば、基本的には各プールの日本勢が当日予選を抜けてくると考えておいて然るべきだ。

(何人かコイツはワンチャン当日予選で死ぬんじゃないかと思った奴も居たが、まぁそれについて名前を出すのも失礼な話ではあるので、名は伏す。)

 

そんな訳で一回戦については「当日予選通過組である」という不確定要素はありつつも、実際は皆特定の「コイツが十中八九抜けてくるだろう」という相手を想定して対策を考える事となるし、実際恐らく皆その予想は当てた中で一回戦に臨んでいたと思う。

(或いは、コイツなら手なりで勝てるだろうと踏んで無視していたか)

 

ただし、俺の一回戦の相手に関しては、唯一と言っていい複数の日本勢が居るプールであり

関西勢のレイチェル使い「長老」と北海道勢のアズラエル使い「イカメン」さんが同一プールに居り、どちらが上がってきても大層面倒臭い事が予想されるため俺は双方の対策に時間を割く事になる。

尚、俺は対策に時間を割きながらも、両者と対戦するのが面倒臭いのでキャラ対策の貯金が潤沢にあり手なりでもどうにかなりそうなEs使いの海外勢Monarchが勝つのを密かに応援していた。

その辺に関しては、なんとなくイカメンさんがEsに負けるイメージは浮かばないが、長老はなんかEs相手に死んでくれる気がする。

そのイメージを旨に、長老がなんとかイカメンさんを殺し、長老をMonarchが殺し、そしてそれを俺が美味しく頂くヴィクトリーロードを想像しつつ。

 

まぁ、この辺りの結果やら何やらはもっと先の記事にて語る事として

とりあえず本戦参加者も、そして当日予選参加者も、基本的にはある程度自分が当たる相手が誰か、狙いをつけた上で当日まで備える事となったろう。

 

さて、そんな訳で俺のトーナメント上の相手は

一回戦:長老orイカメンさん 大穴:Monarch

二回戦:高確率でBetadood

三回戦:こがたんさん or ドラさん

→三回戦に勝てば二日目進出

 

という感じで予測を立てて対策を積む形に。

この時に、基本的にウィナーズの相手しか想定していなかったが

ルーザーズの相手についての対策に特に時間を割かなかった理由は

ルーザーズは負けるタイミングで何処のプールの相手と当たるかが異なり、対戦相手の候補が非常に多い事

ルーザーズに落ちた時の事を考えるくらいなら、ウィナーズの相手に対策の時間を割いてウィナーズで勝ちあがる事を考えた方が余程建設的

③上記の理由から、同じくルーザーズで当たる相手もこちらの対策をしているとは考えづらい

 

以上の三点の理由で基本的にはルーザーズは考慮外に置いて、ウィナーズサイドでの対戦相手のみに絞って対策を積んだ。

 

二日目(TOP8以降)に関しては、やはり候補が多くなるので、自分の中で

「このブロックの中でなら、多分コイツが上位に上がるだろう」という予想を立てた上で

「上位に行ったら居る確率が高いであろうボスキャラ」みたいなプレイヤーのみに絞って対策を用意しておいた。

ただまぁ、この辺りのプレイヤーに対してはそのプレイヤーがワールドツアーでの権利を獲得してから以降、あるいは当日予選で来ると決まってから以降、対戦する際は継続して情報を収集していたので、別に改まって用意をする必要は無かったといえば無かった訳だが。

 

とりあえず、当面の目標としてはウィナーズで二日目(TOP8)進出である。

 

さて、予選に向けた心構えやら準備やらは触れ、具体的な諸々は一々書くのもアレなので省くとするが

トーナメントが発表されてから参加選手は各々本戦に向けて準備をしていたものかと思う。

 

 

さて、話はココで少し横道に逸れる。

過去に触れた通りだが、このアークワールドツアーは上位入賞者に賞金が設定されている。

賞金はそれぞれ

優勝:20,000ドル

準優勝:7,500ドル

3位:3,000ドル

4位:1,000ドル

5位タイ:500ドル

7位タイ:250ドル

となっており、優勝すればざっくり200万、準優勝でも80万近く、って感じでまぁ、格闘ゲームの大会として考えれば割と破格な賞金額である。アークゲーで考えると尚更。

 

さて、ここでまた少し話が変わってしまうのだが

日本ではゲームの大会による優勝賞金については「諸説有る」のだが、JeSUのプロライセンスやら認定を受けないと10万円以上の賞金の授受が出来ないとかなんとかと言われている。らしい。諸説有る。

この辺り、多分こんなゴミなはてなブログを読んでいる諸兄は、説明する必要が無いくらい諸々の問題について把握をされているものと思う。

気になった人は「ももち 10万円」とかで検索して、諸々の言説を追って頂きたい。

 

で、実際賞金の授受に当たってライセンスが居るのかどうかという議論については七面倒臭くなりそうなので触れないが

一応、このアークレボワールドツアーにおいてもそれは同様であるらしく、ARCREVO Japanの開催概要及び規約を読んでいると、以下の旨が記載されている。

 

ARCREVO Japan - 開催概要 | ARCREVO WORLD TOUR


【褒賞と制約】
本大会は「一般社団法人日本eスポーツ連合(以下、JeSUという)」の公認大会となります。
また、本大会の種目となる「BLAZBLUE CENTRALFICTION」「GUILTY GEAR Xrd REV 2」「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」はJeSUの公認タイトルです。
本大会の各種目におけるARCREVO AMERICA 2019への招待選手は、JeSUの規定に基づきJeSUによりプロライセンス認定を受けることで、下記の褒賞(賞金ならびに副賞)が提供されます。

 

ちなみにこの辺、実際の流れとしては

①ワールドツアーの参加権利を取得する 或いは 上位入賞して賞金獲得圏内に入る

②メーカーが推薦して、それをJeSU側が受けプロライセンスの取得手続きを行う

③プロライセンスを獲得して、皆等しく賞金獲得の権利を得る

という感じだったので、少なくともアークゲーに関しては実質的には

「まぁ別にライセンス持ってなくても、とりあえず参加権利獲得したらor上位入賞したら不随してライセンスが取れて結果賞金貰えるっすよ」

みたいな流れだったと解釈している。なんか色々違ったりしたら申し訳ないが。

 

とにもかくにも

JeSUのプロライセンスを獲得した人間だけが賞金を受け取れる」

という建前が賞金獲得に当たって提示された。

 

さて、そこでプロライセンスを得た人間、についてなのだが

経緯やら諸々を話すと面倒臭いのでかいつまんで話すが、アークゲーに関しては

2018年11月のアークレボジャパンの各種目で優勝した人間は、今後アークワールドツアー本戦の出場権利を獲得した事もありJeSUのプロライセンスを獲得した。

手続きやら何やらはあったが、それらを経てJeSUの公式ホームページに各ゲーム唯一のプロライセンス取得者として掲載される事となる。

メンツはそれぞれ

ギルティ:おみとさん(神)

BBTAG:剛田さん

BBCF:俺

というメンツ。うーん、この。

 

さてその後、アークワールドツアーの予選は世界各地で行われ本戦参加者も続々と確定していく訳だが、本来であればそれに応じて皆プロライセンスを獲得して、ホームページに掲載がされていくはずである。

いや、実際にはプロライセンスを獲得する手続きは恐らく各々行われていたのだろう。

ただし、"何故だか"知らんがJeSUのホームページにそれら新たにプロライセンス取得者の名前が掲載される事は無かった。

 

で、時は流れ本戦も直前まで近付き。

一応、建前として「JeSUのプロライセンスを獲得した人間だけが賞金を受け取れる」というのが掲げられている以上、招待選手達の頭に一つの疑問が浮かぶ。

「あれ、コレ俺達このままだと下手すりゃ賞金10万円しか貰えんのじゃないのか?プロプレイヤー一覧に一向に掲載されんのだが?」

 

まぁ実際には貰えないのは無いとは思うが、その辺の流れを受けて大会一月前くらいにキャメイさんが以下のツイートをする。

 

 ※選ばれし"三名"とは、前述の既に掲載がされているおみと、剛田、ヤマシタ(敬称略)の三名を指す

 

正味な話、俺としては俺以外が賞金を満額獲得出来なくても一向に構わないのだが

なるほど、俺以外の人間はもしかすると全員「10万円(-諸経費)※」しか貰えない可能性があるのか。と膝を打つ。

 

※諸経費

「副賞相当の金額」が差し引かれる謎のシステムを指す

 

そして、もし他の選手が優勝しても賞金を10万円しか獲得出来ない恐れがあるとするならば

俺以外のプレイヤーが優勝してしまった場合、190万円は無に帰してしまいプレイヤー全体が獲得する賞金額は著しく減少する…!

コレはいけない!と思って、清廉潔白、純粋無垢、善意が服を着て歩いていると専らの評判の人間である俺ツイッターで参加選手達に以下の旨を呼びかける。

 

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皆が賞金を無駄にせず、幸せになる唯一の道は、俺の優勝…!

皆さん!分かりますか!アークシステムワークスから最大限のリターンを獲得し!プレイヤーで享受する方法は!俺の優勝以外無いんです!

自分の優勝という私利私欲に目が眩んでしまうばかりに、190万円という高額賞金を消滅させてしまう恐れがあるんです!プレイヤーにとって最善なのは!俺が優勝して!俺が20,000ドルを獲得する事なんです!俺の優勝なんです!格闘ゲーム界のカンザキナオと呼ばれた俺を!信じて下さい!だから!俺に!優勝を!

 

心の清らかさ故に気付きを得た俺は、きっと身の回りの心の薄汚れた格闘ゲーマーのゴミ共は前述の真理に気付いていないと思い、切々と説いて回ったのですが

「殺すぞ」

「一回戦で雑魚死しろ」

「泥船いつになったら沈むねん、はよ沈んで死ねや」

「会場に辿り付く前に飛行機墜落して死ね」

等々、散々な言われようであった。旅程同じなんだから飛行機墜落したらお互い死ぬじゃねぇか。

 

まぁ、そんな冗談等も言いながら時も過ぎると、流石に話題が耳に入ったのか、それともたまたまタイミングが噛み合ったのか、諸説有る

JeSUの公式ホームページのプロライセンス取得者一覧、みたいなページに本戦出場者も追加され始める。安堵する参加者一同。舌打ちする俺。

 

kakuge-checker.com

 

で、なるほど皆追加されたのね、と思いながら

ふとした時にプロライセンス取得者一覧を見てると

何故かブレイブルーの他の一部選手の顔写真が俺の顔写真になってて、俺が四人に分裂してる事が明らかになる。

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世界には自分と同じ顔を持つ人間が三人居ると聞くが、まさかこんな身近に居るとは

左から「こがたん。」「ドラ」「ゆった」(敬称略)。

流石に爆笑する俺達。エドモンド本田といい、どうしてこう面白い事が起きるのか。

 

これを受けて

「実質俺が四人って事だし俺は負けても他の三人の所から再スタート出来るって事にしない?

俺のプロライセンスだけでフォーカードが作れる。ポーカーなら最強。他の奴はワンペアすら作れない雑魚。

「これ、大会で該当の選手と対戦した時に"運営!写真と人相が違う替え玉出場者が混じっています!今すぐ失格にして下さい!"とかゴネたら反則負けに持っていけるんじゃね?」

とか、他にもアホみたいなネタ色々あった気がするが、まぁゲラゲラ笑いながら振り回す。

 

また、次にこがたん。さんと会ったら

「貴方…顔が写真と違いますね…?まさか…替え玉出場ですか…?」

と煽りに行こうと決意する。

 

尚、本戦出場の時までこのまま残ってたら面白かったんだが、流石に顔写真は本戦前には修正されていた。再度舌打ちする俺。

 

出発する日の話やら、荷物の準備やら書きたい事はあるんだが

一生脇道に逸れて話が進まねえ。日本から出国出来る日は果たしてくるのだろうか。

という所で、長くなってきたのでひとまず切って次回に回す。

ARCREVO WORLD TOURを振り返る その3【エドモンド本田編】

海外大会レポート記事とかは大抵その1を書いた後

その面倒臭さに気付いて終わってしまうので、同じ轍を踏まない様にもうちょっと頑張って続けていきたいアークワールドツアー振り返り記事その3。

 

その1とその2については以下に。

 

【その1】

ymst-p4u.hatenablog.com

【その2】

ymst-p4u.hatenablog.com

 

前回までで、招待選手組にせよ当日予選参加組にせよ概ね皆旅程も定まり

さて、じゃあ後は大会参加に向けてゲーム内は勿論の事、ゲーム外の、所謂情報戦、盤外戦についても頑張っていきましょう。という事で参加者は色々と手を尽くす。

 

関西勢も例に漏れず動き出した様で

当日予選に参加する関西勢の「すーや」が当日予選の登録について

「俺…出来る限り当日予選に参加している事を知られたくないんよ

「うん、それは正しいと思う。俺も逆の立場なら出来る限りバレない様にする」

「だから名前で判別出来へん様にさ、smash.ggにエドモンド本田(E.Honda)ってアカウント作ってそれで当日予選登録したったわ

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Smash.gg上のすーや

何故よりにもよってエドモンド本田なのかと理解に苦しんだが、すーや曰く

ヴァルケンハインのケーニッヒ・ウォルフ(突進技)とエドモンド本田のスーパー頭突きをもじった」

との事らしい。

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本田のロケット頭突きとヴァルケンのケニ

それにしてもコイツ、わざわざ海外まで行ってエドモンド本田名乗ってプレイすんのか、とか

もしも優勝してヴァルケンハイン使いの「エドモンド本田」として取り上げられでもしたらどうすんだろうコイツは、等と思ったりもしたが

すーや当人は

「俺のスーパー頭突きで全員ぶっ殺したるわ、ガハハハハ」

と得意気であった。

 

そんなこんなでエドモンド本田が当日予選のエントリーを済ませてからしばらくの期間が経過し

当日予選の参加受付も締め切られ、流石にそろそろトーナメントも発表されるかなと参加者同士で言い合っていた頃

まだ当日予選の詳細なトーナメント表は発表されていないが、Smash.GG上の大会のプール情報とか見てたら、参加登録人数と自分のプール番号だけは分かる事が判明する。

 

「参加人数がこの人数だからプールが13個として四回くらいストレートで勝てば当日予選抜けか」

「雑魚しか居らんプールだとええなぁ」

「まだ内容分からんけど、EVOみたいにゴネボタン(※)有るんやろか」

 

(※)ゴネボタン

EVOのプールが公開された際に、親しい人間と序盤で当たってしまう場合や一定の理由が有る場合等に運営に「ちょっとプールの配置変えてくれない?」って希望を出せるボタン。

ただし、基本的には皆、自分に不利益な状況を打開するために適当に屁理屈をこねて使われるので「ゴネボタン」とかなんとか言われる。

 

等々、思い思いに感想やら意見やら述べつつ身内とプール番号の突合せをして、とりあえず見渡す範囲ではプール番号が被っていないのを確認して安心する一行。

他のグループからも情報を収集していると、どうにも日本勢が上手く散らばり過ぎているし、某氏からTAGの当日予選参加者のプール番号情報とかも聞いている感じ、そちらでも余り被りは起きていないようで

「コレは恐らく、予選のポイント順位や地域の偏り等を考慮して、変なデスブロックが発生したりしない様に一定基準で割り振りがなされているのではなかろうか」

との結論に至る。

そうと分かれば当日予選参加組、変に日本勢同士で殺し合いや妙なデスブロックに放り込まれる可能性も恐らく低いだろうという事で、一寸気楽な雰囲気になる。

 

その後、確定したトーナメントの情報を待つ事になるのだが現状のプール番号も”仮”な様で、見ているとちょくちょく番号が変わっているとかなんとか。

 

そんな中、関東勢のなおとさんから

「すーやさん…僕と貴方のプール番号が同じ8になりました…」

との連絡が入る。すーや、トーナメント公開前からブチ切れる。

"何故こんな事になった、ゴネボタンを早く出せアーク"とすーやがキレる中

しかしどうしてこんな事になったんだろう、と皆で考えていると一つの結論に至る。

 

①プールの割り振りは、恐らくポイント上位者や強者間での偏りが無い様に一定の調整が行われているはずである

②その前提の元考えるのならば、すーやとなおとさんが同じプールになる可能性は低いはずである

③ただし、すーやは今回すーやと名乗っておらず「エドモンド本田」という新規のアカウントを作り予選に参加しているものとする

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E.Honda作戦、壮絶に裏目る。

すーや、エドモンド本田として登録したばかりにデスブロック行きが濃厚になった瞬間である。

尚、この発表がされた直後、すーやは一縷の望みに懸けて最速でSmash.GGの名前を「Suya」に戻した。始めからそうしとれ。

 

”これでプールを別にしてくれ!気付いてくれアーク!”とすーやが願い続ける中

よくよく確認していると、すーやは闘神祭でポイントを獲得しているも、なおとさんはポイント対象大会にほぼ出ていない関係も有りポイントが無い事が発覚して

「まぁちゃんとした形で登録しててもポイント持ちとポイント0の選手が一緒になる形になって、結果としてはあんまり変わらんかったかもしれんし気にするな、精々頑張れ」

などと気休めの言葉を投げたりするものの、エドモンド本田として登録している現状を含めて冷静に考えると、更に最悪の想定が一つなされる。

「ポイント0のなおとさんと、ポイント0として新規登録しているエドモンド本田が同じプールに居る訳だが、この二人がポイント0として扱われているのならポイント持ちの強豪が更に同じプールに来るのでは?」

 

かくして、その最悪な予想は当たり、トーナメントが公開されると

エドモンド本田のプールには

すーや、なおと、そしてポイント持ちの強豪海外勢Jona※が集まる形となり、想定を更に超える地獄が展開される事となる。

 

(※)Jona

アメリカの強豪プレイヤー。ヴァルケンハイン&マイ使い。

何を隠そう、かつてのEVO2017ですーやにトドメを刺した張本人。

コレは本当に余談だが、EVO2017ですーやがJonaに殺された瞬間、配信にはすーやが昇天した顔が映ったのだが、余りにも"昇天"感が凄過ぎる顔をしていたため、現地では笑ってはいけないのだが笑いが起きた。

 

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エドモンド本田作戦、徹頭徹尾マイナスの方向にしか働いていない。



尚、案の定すーやはブロックが発表された段階で改めてブチ切れたり、現実逃避をし出して「俺は相撲を世界に広めたかっただけなのに」などとほざきだすのだが

この状況について、本当にキレていいのは

訳の分からないアホが「エドモンド本田」を名乗ってスーパー頭突きで飛んできたばかりにデスブロックに巻き込まれる形になってしまった、なおとさんの方だと俺は思う。

多分すーやが本来の形で登録していたら、少なくとも同じくポイント持ちのすーやとJonaが同じプールになる事はなかっただろうし。

 

尚、この直後アークUSから

「スパーリングパートナーとプールで一緒の場合とかは変更リクエストを受け付けるぜ(意訳)」

という旨のツイートがなされていたので、すーやは最速で

「俺、すーやって言うんだけど俺とジョナとは友達で同じキャラ使い!同じプールだなんてありえねぇ!あと、なおとって奴も俺のスパーリングパートナーで、アメリカまで一緒に行く関係なんだ!同じプールだなんてありえねぇ!(意訳)」

っていう旨の典型的な屁理屈をこねくりだした様なゴネメールをgoogle翻訳して送ってた。必死さが伝わってくる。

 

その後、このゴネメールが功を奏したのかどうなのか、最終的には無事なおとさんは別のプールへ振り分けられ、すーやの方はJonaと同じプールになり(すーやは「俺を別の所に飛ばせ!」と吠えていたが)

ひとまずコレにてエドモンド本田に端を発した壮絶なる当日予選は回避され、エドモンド本田編も終結を迎える事となる。

 

 

尚、一応補足として書いておくがこの記事で書いている予選の振り分け基準等については、全部我々の予想・想像であり

アークはもっと別の基準やら、そもそもランダムで(これは日本勢がほぼほぼ被らず散らされてるので無いとは思うが)振り分けてたりしているかもしれんので、その点は承知頂きたい。

 

とはいえ、エドモンド本田のせいで壮絶な状況になったという点については、かなり確度が高いと思っているが。

 

そんなこんなで、壮絶な余談になってしまったが次回以降はまた話を戻して旅行準備やら、当日の移動やらについて書いていきたい