ゴミ記

人間性の墓場

ARCREVO WORLD TOURを振り返る その2【権利獲得後~出発準備編1】

頑張って書いていきたいアークワールドツアー振り返り記事その2。

 

その1は以下を参照。

ymst-p4u.hatenablog.com

前回書いた通り、2018年の11月に行われたアークレボジャパンで俺は大変ありがたい事に優勝し、アークワールドツアーの切符を得た訳だが

本戦は翌年2019年の11月。本戦までは約一年の期間が有る訳で、大変に先は長い。

また、こっちは片田舎のゲーマーであり対戦が延々出来る様な環境でも無いので

①家庭用のネット対戦メインで対戦するが、やっぱり結構別モンなのでモチベが下がる

②たまに行われるデカめの大会等でモチベを回復して頑張る

①家庭用のネット対戦メインで対戦するが、モチベが下がる

の①~③の繰り返しで一年間を低空飛行、とまではいかんが中空飛行くらいの勢いで本戦直前辺りまでをやり過ごす事となる。

一応他にもモチベに対するカンフル剤は幾つか有ったが、それは別の機会にて。

 

さて、一年間の準備期間。

身を持って体感したが、権利獲得から本戦まで余りにも長い期間が有ると却ってよろしくない。

特に俺の様な地方勢で整備・維持された対戦環境の無い人間にとっては。

もしも自分が関東住みなら毎週無理くりにでもスポランに行ってガチったり、モチベの維持のしようもあるのかもしれないが地方勢的にはやっぱちょっとモチベの維持はしんどかった。

そんな訳で、個人的な感想としてはこういう長期戦の場合、本戦の少し前くらいに出場権利を獲得出来た方がモチベーションの維持や勢いの関係としては絶対良い、とは思ったんだけど

とはいえ権利が獲得出来てない状態でヒリついた状態で最後の方の予選に出るってのもしんどい話だろうなぁとは思うので、一長一短な気はする。

(俺の場合はアークレボジャパンに優勝してなかった場合はワールドツアーを目指そうとも思わず、他の予選に出る事はほぼ無かったと思うので、こういう事を論ずるのも馬鹿らしい話ではあるのだが)

 

そんな訳で、なんともいえない感じでモチベを維持しながら牙を研ぎ、準備を行い時を過ごしつつ、段々と本戦参加者も確定しつつある中

(俺は参加してないが、予選絡みのオモシロ話もいつか一部の人間に許可取れたら書きたい)

どの辺りのタイミングでかはハッキリと覚えていないが、確か2019年の春頃、ワールドツアーの本戦の当日予選通過枠が死ぬ程多い事が判明する。

本戦32枠で招待枠16人~17人で残り当日枠。ざっくり半分当日予選勢。

あれ、これ俺達のメリット旅費出るだけでは?

いや、旅費やら朝食やらJTBの送迎サポートやら付いて、本戦の参加も確約されて、とそれだけでも十二分以上にありがたい話ではあるのだが。

 

そんな訳で当日予選逆に穴場では、みたいな空気が出てきたのも有り、身内間でもちょこちょこ当日予選行きてぇなぁという話が出る。

海外、知り合いは多い方が何かあった時助かるし、人は多い方が断然楽しいので

「アークワールドツアー、多分BBCF的には最後のお祭りだろうし流石に今迄やり込んだ成果ぶつけたいでしょ!」

「当日予選、エントリー最大数が104人(ギルティとTAGは200前後)で15枠ってんで流石にオマエ等皆勝てるでしょ、あとEVOと一緒で行ったら絶対楽しいでしょ、さぁ行くしか!」

って事で頑張って煽る。

 

そうこうしてると、コイツ等に関しては別にそそのかす必要も無かったが関西から「すーや」「長老」という頼れる(?)ブレイブルーキチガイ二人が捕まりアークワールドツアーに行く人間が増える。格ゲーで海外に行くゲェジ達、ありがてぇ。

 

 

以下、少しロクでもない余談。

さてはて、そんな訳で当日予選に行こうと決心した奴や、その他知り合いが本戦への切符獲得しだした中

7月半ば、アークから

「飛行機とか移動の諸々に関してはJTBに委託するよ~日程表こんなんだよ~希望が有れば前入り等にもある程度対応するよ~(意訳)」

みたいな感じの案内メールが来る。で、案内メール色々読んでたら

 

渡航、宿泊に関する費用負担について
・往復のエコノミー航空券(東京or大阪or福岡からロサンゼルス)の費用
※ご本人様のみ。ご本人が未成年者の場合、法定代理人様分も含まれます。

 

という一文を見つける。

ああ、そういえばBBTAGとかまだ未成年の人も居ったなと思いながら、そういう所も金出してくれるんや、サポート万全やなぁとか思ってたんだけど、この文面を見て一部で

法定代理人がアリなら、オマエにはマトモな判断能力が無いって事にして当日予選参加者を代理権の付いた補助人にしたらアークに全部旅費出してもらえるんじゃね?」

「ヤマシタはコンボ判断がゴミだからいける。マトモな判断能力が無い。」

というマトモな判断能力が有れば絶対しない、ロクでも無い話をしたりする。

後、今見たら「未成年者の場合」って但し書きがあるんでやっぱり俺達、画面が見えてねぇし、判断能力もねぇ。

この判断能力の無さ、実質未成年みたいなモンだと思うし、アークシステムワークス株式会社の担当者様におかれましては、次回から実質未成年の場合も含めて検討をして頂けるよう、お願い致します。

 

あと、この辺具体的な文面がどこにあったか忘れてしまったので大分適当なアレになってしまうのだけど

しばらく後の案内とかで

「招待選手は奥さんとかもホテル同室で手配出来ますよ(航空券とかも出たかもって話だっけ?)」

みたいな話が有った後、JTBからの案内分で

「ARCREVOAMERICA2019 ワールドツアー招待枠参加者様・ご家族・ご友人様」

って案内が来てて

"ご家族"は前の話が有ったから分かるけど、"ご友人"? 喧嘩稼業の陰陽トーナメントのセコンド枠みたいなのいけるんすか?

「家族の追加オッケーみたいなのは確かにあった気がする。結婚してなくても恋人の追加もオッケーだったってことなんじゃないかな」

「なるほど、じゃあ〇〇さん、××さん(両方男性)の"恋人"としてワールドツアー当日予選に殴り込み行きましょう!」

等、ロクでも無い話をしたりもした。格闘ゲーマー、ゴネれそうな穴が有ったら全力で突きたがる。そこそこギリギリのラインでは有る。

 

 

閑話休題

旅程が招待選手組に伝わった辺りで、アークから

JTBに委託して、当日予選や観戦目的の選手のためにツアー旅行します!」

みたいな告知がなされる。

当日予選参加者組に「当日予選に行くならコレ、丁度いいんじゃないっすか?」みたいな話したら、割と皆「うーん」みたいな雰囲気。

色々状況確認してる感じ

 

①事前の告知ではホテルの候補が複数有り、招待組の参加選手と同じホテルになるか不明

②ホテルが二人部屋で誰と同室になるか不明

③最小人数を超えない場合企画自体がキャンセル予定、参加上限を超えると抽選(唐突に企画倒れになったらたまらんし、抽選漏れて自分だけ身内とはぐれたら壮絶にアレ)

④自分で手配した方がちょい安いし、融通が利く分旅程が組みやすい

 

とかの理由でブレイブルー勢に関しては、割と皆ツアーに後ろ向きだった印象。実際、ブレイブルー勢でツアー参加者は関東勢のUNIさん一人とかだった様な。

まぁ、前述の①~④の要素に関しては実際には

 

①は部屋が無事取れたのか全員同じホテルになった様だし

②は一応希望は出せた様だし、追加料金出せば一人部屋への移行も可能だったようだし

③は参加上限を超える事は無かったし、無事に開催もされたし

④は自分で手配するのにほんの少し乗せるくらいの金額でJTBの旅程のサポートが付く、ってのを考えると無茶苦茶に良心的だとは思う。

 

ってな感じであり、蓋を開ければ概ね皆満足する内容だったかの様に思う。

とはいえ、募集時点ではその蓋の中身が見えないから応募するか悩んでしまう形だった訳だが。

まぁ結果だけ見れば海外旅行不慣れで安全に移動したいですって奴からすりゃJTBのツアーは最良に近い選択肢だったのでは、と思う。

後出しでVIPルームの利用可能(ギルティ新作の優先試遊台設置等の特典有)とか、前夜祭の参加権とかも付与されてたし。

 

尚、関西組のすーやと長老については、まぁ俺等二人組だし同室の希望出せば多分いけるだろうから、やっぱりツアーの方が無難でしょみたいな感じでツアーで行く方向で話進めてたはずなのに

しばらくして話聞いたら「気が付いたら応募期間終わってたわ」とかいうフンワリした理由で応募見逃してやがった。コイツ等、ゲェジか?

 

さて、ゲェジの話はともかくとして、この辺りで関東や他地方から当日予選に行く人達の情報も入ってきて色々な情報のすり合わせを選手間で行い始める。

一番大事な所は

「招待選手ってホテルどこになる予定なんですか?」

って所で、なるべく参加者は皆同じ所で泊まった方が良いよなぁって事でこっちの旅程確認して宿泊先伝える。

で、今回の宿泊先が「Atrium Hotel Irvineってところだったんだけど、ホテル名が分かってたんで立地条件とか、施設の情報とか調べてたんだけど、調べてるとやたら低評価とかオモシロおかしいアレなレビューが多くて既にホテルがココに決まってる招待選手一同、震える。

尚、コレはコレで誤解を招いてはいかんので先に書いておくと結果から言えばホテルは無茶苦茶良かった。レビューだけアレでネタにしてるけど。

 

レビューの一例としては、以下。

www.tripadvisor.jp

見出しだけでも笑える「史上最悪の経験、避けて下さい」の圧。面白過ぎてその後ちょいちょい振り回した。

 

後はコレは画像を載せる訳にはいかんのでアレなのだが

ホテルの写真一覧(ユーザーが食べログみたいに任意で追加する物)を見てると、ゴキブリの死骸の写真が有ったり、それを見て俺達は

「このホテル、ヤバ過ぎでは?」

「当日予選参加組、値段あんまり変わらないし他のホテル泊まった方が良いのでは…」

「ところで、あのゴキブリホテルさぁ~」

みたいな感じで実際に現地に着くまで「ゴキブリホテル」呼ばわりする事になる。

ゴキブリホテル君、馬鹿にしてすまんかった。君は素晴らしいヤツだ。

 

しかしまぁ結局、本戦の会場に最も近いのがココだったのもあり

当日予選組も含めて全員ゴキブリホテルに宿泊を決定した様だった。色んな意味で旅の道連れは多い方がありがたいし、よかよか。

 

そんな訳で喧々諤々してる内に現地までの旅程も皆決まり、という所で一旦区切る。

思った以上に色んな下りがあって時間が掛かりそうなんで、出発準備と当日予選絡みの諸々はまた次回。気が向いた時に書く所存。