ARCREVO WORLD TOURを振り返る その6 【アメリカ編 1日目 前編】
久々にこの前続きを書いたので、この勢いのまま完結まで進めていきたいアークワールドツアー振り返り記事その6。
その1~その5は以下に。
そんなこんなで飛行機は無事目的地へと到着し、アメリカ着。
到着直後、割と流れがうろ覚えではあるが、まずは飛行機の発着場所からバスに乗って空港内施設へと移動。
睡眠薬を飲んで眠ったのもあり、感覚としては"気が付いたこんな場所に"みたいな感覚であり、あんまり現実感がない状態で移動を再開する事となった。
が、そもそも飛行機を降りた瞬間からバスで移動することと、そこそこな時間バスが走ってた辺りで
「空港、どれだけ広いんだよ。アメリカやっぱスゲェ」
と妙な実感を感じた覚えがある。
尚、各位この辺りから事前に日本国内でレンタルしていたポケットWi-Fiの動作確認を行い始め、TwitterやらLINEやらで飛行機乗ってた間の動きを追い始める。
そうしてSNSの類を確認していると、どうやら既に九州・関東発組は無事到着している様だ。
(ちなみに九州組は直接海外に行かず、一度関東へ向かい関東組と合流して一緒に移動する形となる)
そうこうしている内に飛行機の発着場所から空港施設内に到着し、各々入国検査へと臨む。
この辺りまでは、関西から出発した日本勢と一緒に移動していたので英語喋れない事などは気にならなかったが、入国検査に当たっては
「とりあえず各々空いてる列に並べ」
って感じで空港職員に促されるので、基本的に皆バラバラの列へと。
さて、入国審査。
英語の喋れない人間にとっては恐怖の、外人とタイマンで喋らされる強制イベントである。
入国審査に当たっては、英語全般が絶望的に駄目なのでなるべく事故が起きない様にと、事前にGoogle翻訳でざっと自分の入国に関する説明を並べた文章を翻訳した上でiPhoneのメモ帳に保存しておいた。
尚、文章については
「英語が全然話せないからGoogle翻訳で翻訳した文章を見せるね!僕は日本から来て、アメリカに入国した理由はアーバインで明日から開催されるe-sportsの大会に出るためなんだ!英語全然わからないから、迷惑掛けるかもしれないけどごめんね!」
みたいな感じの文章だったと記憶している。
生まれて初めてe-sportsって単語を有効活用出来た気がする。生まれて。初めて。反吐が出るが。
で、いざ自分の番が来て、入国審査官にiPhoneを見せると、ちょっとした質疑応答の後
「あーはいはい、顔こっちに向けて、手、ココに出して。はいオッケー行って良いよ」
みたいな感じで案外すんなり終わる。
対峙した瞬間は簡単な単語すら聞き返せず中々焦ったが、とりあえず問題は無かった様だ。
こういう場面に遭遇すると、影響があるのかどうかは知らないが信頼性が高いらしい日本人パスポートのありがたさを感じる。ありがとう、ジャポン。エドモンド本田の出身地。
その後、入国審査を終えると、エスカレーターに乗り、飛行機搭乗前に預けていた荷物を回収するバゲージクレームへと。名称知らんかったが、そんな感じの名称らしい。
当然英語の知らない我々は空港内のアイコンでファジーで確認するのみだ。
その後、回収。ロビーへと向かう。
この辺りで入国審査を通り抜けて一安心していた日本勢と合流。周りの様子を見ていた感じでは所謂「別室送り」(注)の人間は居なかった様で、そういう意味でも一安心。
(注)別室送り
入国審査を行った際、怪しい要素やら何やら有ると尋問をされる、らしい。ランダムとの噂もあるが、いずれにせよ海外に慣れてない人間からするとハメ。
たしかEVO2017の時は関東勢のソウジさんが別室送りになってたらしい。
尚、ソウジさんは別室に送られた時、色々質問された後
「俺はプロゲーマーで東京ヴェルディに所属する選手なんだ」
って言われたら確認の後、一発で解放されたとかなんとか。
「東京ヴェルディってスゲェ」って思わされたエピソード。
寺生まれって凄い、くらいの勢いでヴェルディスゲェ。
荷物を回収してロビーへ向かうと、ロビーへ向かう人間が見える位置でアークシステムワークスの森Pが笑顔で旗振ってて最速で笑う。笑顔が眩しい。
ここでようやく関東・九州発組とも合流。
関東勢、広島勢、九州勢等々、今回のワールドツアーに参戦する面々と合流して
「いやー、お互い無事到着出来ましたねー」
って辺りも再確認しながら改めてテンションが上がってくる。
こうしてようやくこのタイミングで招待選手・ツアー参加による参加者が全員揃う形となる。
尚、この場には選手以外にも森P、神たるミギー(石渡大輔氏)、アークの木戸岡社長等々、今になって考えると割と凄いメンツが揃っていた。
んで、ここでツアー会社の人だったか、アークの方主導だったかは忘れてしまったが、一度参加者一同で集合写真を撮る流れに。
尚、この集合写真は後に帰国時、旅の思い出としてアークの方から招待選手・ツアー参加者の方へ現像されて渡される事となる。ありがたや。
集合写真を撮った後、ホテルに移動するという事でアークが手配してくれていたバスに参加者一同搭乗。
ここから、小一時間を掛けて招待選手の宿泊先であるアトリウムホテルへと移動する事となる。
ホテルの移動に関しては、割と皆飛行機の移動で疲れ切っていたのか死んでる人間が大多数で、一部テンション上がってる組とか元気な組は話に花を咲かせたり、Twitterに到着報告してたり、日本との時差にビビったり等々って感じで各々過ごしていた様に思う。
尚、ホテルに関してはその2でも書いた通りであり
今回招待選手が泊まるホテルは口コミだけ見ると中々不安が残る物で
身内間では「ゴキブリホテル」とかいう蔑称で一時期呼ばれていた事もあり始めは不安では有ったのだが
先に同ホテルに到着していた前日出発組の話をいざ聞いてみると
「ホテル、全然問題無い。むしろ居心地良い。神。」
「徒歩1分の位置にコンビニも有ってラスベガスの時と違って値段も良心的。酒も最速で買えた。神。」
あまり詳細に覚えていないが、要約するとそういう事ですこぶる評判が良く
安心が一周回って
「というか、オマエ等当日予選控えてるのにアメリカ着いて早々に行う事が酒盛りなのか?」
「コイツ等何しに海外行ってんだろう?当日予選?パーティーの間違いでは?」
などといった感想も抱きつつも、ひとまず出発前に抱いていた不安は消えた。
前日到着組による格ゲーよりもやる気を感じられるアルコールの買い込み。備蓄、ヨシッ!
アトリウムホテル、アークシステムワークス、JTB。「ゴキブリホテル」なんて呼んでてすまねぇ。
さて、そんなこんなでバスもホテルに到着。
海外のホテルに到着した瞬間、無限にテンションが上がる瞬間です
この時点で参加者一同、ホテルの外観とロビーの雰囲気で無限に上がる。あるいは到着した安堵感でロビーで座り込む。
その後、ロビーでアークの方が招待選手一同のチェックイン手続きを済ませている間に、各々タバコを吸いにいったり、ソファで休んだり、しばし雑談。
少し時間が経った後、スタッフさんから呼ばれて各々ルームキーを受け取るとホテルの中央スペースを通って客室へと。
中央のスペース歩いてるとバーカウンターやらプールやらが飛び込んできて一同、超テンション上がる。
今日、この辺りで前夜祭するらしいっすよって話を聞いたが、この光景で前夜祭ってワード、流石に沸くでしょう。実際にはここに接した屋内がメインの会場ではあったが。
そうして各々割り振られた部屋へと。
確か俺はドラ氏の隣の部屋だったと思う。他に近くには確かあぐろさんとかが居た様な。
そうして部屋に入ったが、写真見て貰えれば分かる様に
「え!?この部屋一人で使っていいのか!?」
みたいな感じで一人で使うには余りにも快適な部屋が与えられ、テンションが更に上がる。
改めて過去の記事やら何やら見て思うが、ゴキブリホテルとか言ってほんますまんかった。
大満足のお部屋で御座いました。
さて、そんなこんなでひとまずホテル着いた所までで、ざっくり時間も費やしたので一旦切り上げ。また次回。