ARCREVO WORLD TOURを振り返る その7 【アメリカ編 1日目 後編】
気が付けば大会終わって約半年経過。いつまで書くのか分かったもんじゃない、アークワールドツアー振り返り記事、番外編を経てその7。
過去の記事は以下を参照。段々長くなってきたな。
さて、以前に書いた記事とも重なるし、時間は前後することとなるが
無事アメリカに到着し、ホテルにもチェックインしルームに到着した我々。
皆、長い旅路を経て疲れ果てていたので、ひとまずは各々シャワー浴びたり休んだり、食べ物の買い出しに行ったりと小休止。
あまり覚えていなかったが、どうやらラインの過去のやり取りを見る感じ
俺はあぐろさんが飲食物の買い出しに行くという話に乗っかって飲料水のお遣いを頼んでキレられていた様だ。
ここからは少し余談ではあるが
昔、EVOでラスベガスに行った時はホテルの売店で売っている飲料水がバグってるくらい高くてビビった覚えがある。
500㎖の水のペットボトル一本3ドル前後(300円強)とかそんな感じ。
なんならオレンジジュースの方が一本2ドルとかで安かったかもしれん。
尚、これもホテル付近の話であって、近くのスーパーマーケットに行けば1本辺り0.5ドルくらいとかで売られているので
EVOに行く際は、タクシーを使って近くのスーパーマーケットまで飲食物の買い出し部隊が編制されるのが常であるようだった。
(俺もEVOの時は買い出しに行った身内が買ってきた水を買わせて貰った。)
そんな過去もあって、買い出しに行く人が居る時は買い出しに行く人になるべく物を買い込んできて貰いたい、と思ってあぐろさんに買い出しを頼んだのだが
そもそも今回のホテルにおいては、近くに割と良心的な値段のコンビニが徒歩一分レベルの距離で存在しており、いざ買い出しに行ったあぐろさんからすると
「徒歩一分でいけるのに人をお遣いに行かせるとか何様のつもりだ?」
って感じになって軽い怒られが発生する。悲しいすれ違いである。
でも、あぐろさん、水買って来てくれた。優しい。もしも俺が女なら抱かれとる。
そんなこんなで、今回の遠征に関しては良心的な値段のコンビニが有って良かったが、今後EVOとかに赴く格闘ゲーマー諸氏はその辺り、留意しておいて頂きたい。
さて、あぐろさんをおつかいに出発させてホテルの雰囲気に浸って優雅に小休止を取った俺。
他のワールドツアー参加者の状況を確認すると、前乗り組のすーや・長老組の部屋に参加者の一部が集まって野試合を行っているらしいので、明日の本戦に備えて野試合をしに行く事に。
で、すーや達の部屋に着いたら案内された先で一番に目に入ったのが以前の記事でも書いていたビールと氷が積まれた洗面所で最速で笑う。コイツ等何しにアメリカまで来たんだ。
そんなこんなで、ひとまずは無事お互いアメリカに着けた事を、再会を祝いながら対戦。
この辺りになるともう全員トーナメントも分かっているので、その辺を踏まえながら対戦やトレモをする。
しばらく対戦したり明日に向けての話やらをしていると、夕方頃になりアーク主催の前夜祭の時間が近付いてきたので、前日招待組はそちらへ向かう。
尚、前夜祭についてはいつ頃明確に区分されたかは分からないが、気が付いたら参加者は招待組+JTBのツアー参加者のみとなっており
前にも書いた様に気が付いた頃にはJTBのツアーの締め切りを過ぎていたすーや・長老組、その他独自に来ていた一部プレイヤーは参加が出来なかった。
次はちゃんと、締め切りに間に合わせような。
そんなこんなで前夜祭。
ホテル中央のプールに面した数室を開放して、ビュッフェ形式で半ば立食パーティーの様な形で行われる形となっており
招待組+ツアー参加者+ツアー関係者の方々、という事でえらく豪華な会食に。
開始の際にはアーク社長の木戸岡氏、森P、神たるミギーやその他アークUSAの方々等、錚々たる面々による挨拶もあり、海外勢大喜び。
挨拶も済んだら、早速立食パーティー開始である。
とはいえ。我々”奥ゆかしさ溢れる”(言い換えるのも憚られる)日本人はそこそこな割合で一部スペースに固まっていた感はある。
だけれど、海外勢やら関係者やら、諸々入り乱れるあれだけの場なら、社交的な人間からすれば、さぞ楽しかったに違い無い。こういう時は自分の気質が悔やまれる。
また、このタイミングで何故か唐突に現地に現れた某氏と初顔合わせをさせて頂く。
「ギルティ新作のロケテに触りた過ぎて急遽やって来た」
と語っていたが、それだけの気持ちで現地に唐突に表れるのは流石にアグレッシブ過ぎると思います。
その他、諸々格ゲーおもしろ話聞かせて頂いて眼福、もとい耳に幸福なありがたい時間でありました。
その後、会場に数少ないながらも各タイトルの野試合台も設置され、主に日本勢+海外勢で対戦を楽しんだりなんだったり。
流石に人に対して台数が少なすぎたので、俺はほぼほぼ出来なかったが
やはりたまに発生するこういう場での世界各地から集まった格ゲー勢が和気藹々と対戦している時の空気は大変に素晴らしいものだと思う。願わくばまた何かしらの機会で味わいたい物だ。
尚、このタイミングでBBTAG当日予選で同じプールのねずさんに
「ヤマシタさん、BBTAG当日予選同じプールでしたけどやってるんですか?」
と聞かれたが
「いやぁ、酒の勢いで知り合いと一緒にエントリーしただけっすよ!当日はP4Uで触った事あるし、強いらしいんで美鶴真田のチームで死ぬ程パナして荒らします!当日俺が生き残ってたらお願いしますね!」
と答える。
概ね、嘘は言っていないはずである。概ねは。
尚、俺が事前にサブアカウントでねずさんに乱入して入念に人対策を固めている事については、一切触れていないが。
さて、そんなこんなで宴もたけなわ。前夜祭も気が付けば終了である。
一応終わったタイミングとしては夜なのだが、参加者全員、もれなく体内時計が絶賛イカれてしまっている最中ではあるし、本戦参加者は以下の画像の通り、翌日の昼からの参加(注1)になるので
結局、誰かの部屋に集まり眠くなるまで野試合等をしながら時間を潰す事に。
(注1)
初日のタイムテーブルの画像引っ張ってくると、以下の通り。
ここで、例の如くアルコールも有り都合が良いすーや・長老の部屋に集まる訳だが
このタイミングで野試合部屋にフェンりっち天皇陛下襲来。とりあえず少しでも本戦までに数こなして情報得たいしで対戦お願いして、例の如くBB勢総出で挑みボロ負けする。
その後、野試合とかもこなしながら
「とはいえ、明日の当日予選に向けてBBTAGの野試合はしておきたいな」
と思い至る。
思い返せば、BBTAGのオフ対戦は結局一月近く前にりょーたさんと対戦して頂いたのが最後である。流石にこれは宜しくない。
とはいえ、BBTAGの野試合をするのであれば、対戦相手の吟味は非常に重要である。
幸か不幸か、愛知遠征も無くなりkuboさん以外のBBTAG勢には未だに参戦がバレていないはずであるので、この強みは最後まで生かしたい物である。
そんな時に、変な相手をスパーリング相手に見繕ってしまうと、たちまちBBTAG勢に情報を露呈する恐れが有る。
そんな事を考えながら部屋を見渡すと、天皇陛下の御兄弟であらせられるイワシさんがBBTAGやっており、当日予選にエントリーする程のやる気勢で有る事に気が付き、矢も楯もたまらずスパーリングを申し込む。
俺の見立てや前情報では、イワシさんは腕が立ち、口が堅く、義理も固く、俺の想定するBBTAG勢のネットワークの少し外に立つ方のはずである。最高に都合が良い。
そんな訳で、多分この方なら大丈夫だろうという事で諸々事情を伝えた上で許可を頂きスパーリング開始。
これは本当に良い経験が積めて、今でもイワシさんには感謝してもしきれない思いだ。
その後、流石に当日予選組のすーや達は朝方から出番が有るという事で、すーや部屋は解散。
俺もまだ眠気は来ていないが、ひとまず部屋に戻って軽く横になる事に。
で、部屋に帰ってきたものの、気が付いたら横の部屋が無茶苦茶うるさい。
外人が大笑いしながら無茶苦茶に騒いでる声が聞こえてきて、一体何が起きたんだ?と思ってよくよく思い返すと、ドラ氏が横の部屋だったのを思い出す。
自分の部屋を野試合部屋にしてやがんなコレ。
幸いまだ眠く無いけど、眠くなるタイミングでまだうるさかったら流石に苦情を言いに行くか、と思いながら
適当に横になって事前にYoutubeプレミアムでオフライン保存していた明日の対戦相手の対戦動画を確認。
その他、時差は過分にあるはずだが一部連絡の付いた日本勢に近況報告とか相談とかしながら
そうこうしている内に段々眠くなり、幸いにも横の部屋も明日に備えてなのか静かになり、といった所で無事就寝。
未だに辿り着かないが、恐らくは次回こそ当日予選へと続く。